然の




























































今日は立海大テニス部レギュラー陣でクリスマスパーティ。

場所は一番家が大きいってことで、柳生くんの家。




あたしは彼氏である精市くんと一緒に柳生くんの家を訪ねた。













ピンポーン...















『はい』



「比呂士くんのクラブメイト、幸村とです。」



『お聞きしております どうぞお入り下さい』













使用人だろうか、インターホンから聞こえてきた声と共に大きな門が開いた。

精市くんと二人で敷地内へと入る。





「や、やっぱりお医者さんって凄いんだね…」
「俺も将来医者になってあげようか?」
「や、そういうワケじゃないけど…」
「(…さり気なくプロポーズしたつもりだったんだけど…)」




そして玄関へと到着する。

扉を開けて中へ入ると、柳生くんが迎えてくれた。





「お待ちしておりました
 さん 幸村くん」
「あ、うん柳生くん、今日は―…「お世話になるよ…柳生?
「は、はい。 どうぞこちらへ…」




精市くんの顔を見て柳生くんの表情が少し青くなった気がする。

…何なんだろう…




























































キィ…




「どうぞ」




柳生くんに案内された部屋には、クリスマスな飾りつけが施されてあって、とても可愛かった。








「わぁ…凄いね、柳生くん」






「いえ、飾りつけをしたのは私ではありません。
 丸井くんと切原くんです。」

「そうなんだ。
 ブンちゃんと赤也は?」

「其方で食事を漁ってます」

「あはは、本当だ」





柳生くんに言われた先を見れば、ブンちゃんと赤也がチキンにかぶりついていた。





「ブーンちゃん あーかや。」
「お!っ」
先輩っ」





名前を呼べば、笑顔で走り寄って来る。


可愛いなぁ、なんて思いながら話そうとした、その時…







「ブン太 赤也  御機嫌よう

「ヒィアッ」
「幸村ぶちょっ…」


「??」






精市くんが二人に挨拶すると、二人は「「じゃ、じゃぁ」」と言って走り去っていった。



…用事でも思い出したのかなぁ




























































幸村精市の彼女であるは、とてつもなく天然少女なのでした




























































パーティも終わりに近づき、を狙う輩(柳生/丸井/切原/仁王/柳/真田/っていうか全員)が
に近づこうとする度幸村は非科学的実力行使で払い除けていった。




そしてやはりはその力に気付かない。




























































パーティは 最終プログラムへと突入した。















「じゃぁ…みなさんお待ちかね☆プレゼント交換ー!!」



ワー






なぜか仕切っている切原が叫ぶと、その場はワッと盛り上がった。


各プレゼントを歌が切れるまで回し、止まった時に持っていたプレゼントが自分のもの。















歌は何故かかえるのうたで、全員で輪唱していた。














「ぐゎっぐゎっぐゎ」ぐゎっぐゎっ」ぐゎっ」














最後であるが歌い終わったとき、各々持っていたものを眺める。














「なんだろー」「てか誰のん?」「気になるしー」



口々に呟きながら箱や袋を開けてゆく。



があけた箱の中は―…




「ゆび、わ…?」

「…俺からの クリスマス・プレゼント」





にっこりと微笑んで、幸村がに言った。


は喜び半分疑問半分で幸村を見る。
その手には、のプレゼントである手作りクッキー。




「う、うれしい…でも、なんで精市くんのはあたしに、
 あたしのは精市くんに当たるって分かったの…?」

「そんなの俺が黒魔…ゲフンゲフン
 と俺の絆を信じてたんだよ」

「(くろま…?)精市くん…」

…」




ひしっと抱きあう。

他のメンバーは嘆きながら、その光景を見ていた。



それに気付いた幸村が














「…御免ね皆…でも俺、を離したくない…(気ィ効かせろよ俺らラブってんだよ出てけよ)」

「「「「「「はい…」」」」」」」

「精市くん…」






























そして他のメンバーは その部屋を出て行き柳生の部屋で愚痴り合っていましたとさ。






























「(…此処 私の家の筈なんですけどねぇ…)」






























柳生の心の呟き、空に輝く星にのみ届き。






























By Love Mistake. 紫陽 華恋

2005/Christmas/Request dream novels





ごめんなさい。

…恋蓮流聖様リクエスト。

せっかくクリスマスなんだから甘に…と思ったら気付いたらギャグでした(ちーん)
す、すみません…!
もし恋蓮流聖様が白幸村派で黒幸村は許せない!と云うときはおもっきり苦情出してください…!(必死)
えぇと…駄文で黒幸村ですが、リクエスト有難う御座いました。

恋蓮流聖様のみ、苦情、お持ち帰りOKです。(お持ち帰りの場合は、<!-- DreamMaker から Request dream novels</font>までコピーしてって下さいね)