「ねぇ貞治」 「何だ、」 「5日さ、月曜日だけどさ。放課後5時30分くらいに駅前の喫茶店に来てくれない?」 「…了解した。」 *** 「もしもし、蓮二ー?」 『何だ、』 「5日さ、月曜日だけどさ。放課後5時半くらいに青春台駅前の喫茶店に来てくれない?」 「…良いだろう。」 HAPPY BIRTHDAY -6月3日 乾 貞治 & 6月4日 柳 蓮二- 「「 …。 」」 5日 放課後 「久方ぶりだな 貞治」 「そうだな、蓮二」 駅前の、喫茶店で顔を突き合わせているのは呼び出された側の二人。 突っ立っているのもなんなので中へ入ろうと2人同時に言い出し、中へ入ることに。 席に着き、「後で1人来ます」と店員に伝え、二人は呼び出した側の少女が好きな窓際の席を選び、腰掛ける 「ふむ…待ち合わせからもう30分か…予想外の遅れだ」 「そうだな…俺のデータでもは20分以内には来る筈だったんだが」 そこから始まる確立の話。 パーセントやら可能性やら、他の人が聞いたら何の話をしているか分からないだろう 「…で、今日俺たちを呼び出した理由は100%で…」 「ああ ……誕生日だろうな」 勘、いや頭が良すぎるのも面白くないものだ 内緒にしていても見抜かれる。 そのとき、 「ごめっ…2人ともっ…!」 肩で息をしながら呼び出した張本人、が姿を現した。 「いや、いい。とりあえず落ち着け 座れ 水を飲め」 「あ、ありがと…?」 柳に促され席に着くや否やは水を飲み干した 口をつけていなかった柳・乾の分までをも。 「ぷはーっ!」 「…オッサンくさいよ、」 「うるさい貞治」 口元を指で拭って、すぅーはぁーと深呼吸 落ち着いたところで柔らかい笑みを浮かべた 「イキナリだけど、誕生日おめでとうございました、貞治、蓮二」 「「 ああ ありがとう 」」 「(箔ッ時!)で、コレがプレゼントなんだけど」 そう言って差し出されたのは大学ノート5冊セット。そして、色違いのグリップテープ 「それがさぁー、良いグリップテープが無くって。千葉まで行っちゃった」 「「( 県外なのは敢えてツッコまないでおこう。・・・だし )」」 「気に入ってくれると嬉しいな」 は再度微笑んだ つられて柳と乾も笑みを浮かべる 「お前は昔から変わらないな」 「え、そう?」 「うん、そうだね。いつも俺たちの今1番欲しい物を野生の勘で感じ取り、プレゼントしてくれる」 「ちょ、貞治野生の勘ってどういう意味ですか」 「(無視)なぁ、蓮二?」 「そうだな、貞治」 「(無視されたァー!)えぇと、実はそうやって走り回ってた所為でもう時間なくってさ…; 奢ろうと思ってたんだけど…二人とも私を待ってくれてたんだよね、何も頼んでないし…ごめん。 1000円置いてくからさ何か飲むなり食べるなりしていってよ。 じゃ、また!」 2人に話す暇さえ与えずはそこまで言い切った。そして出て行った。 嵐の如く去って行ったに二人は唖然としながらも置いていかれた1000円を見て苦笑する 「…何を買ってやろうか?」 「そうだな、勉強しないに文房具なんてのはどうだ?」 「それもいいね、蓮二」 残された1000円はへのお返し(もとはのお金だが)に使われるらしい。 勿論、の誕生日プレゼントとは別に。 来年も、こんな誕生日なんだろうか 一瞬頭に浮かべた疑問を確率で現す頭脳は2人は持ち合わせていなかった。 確率を出すためには客観的に見るのが必須だが、その疑問にはあまりにも私的思考が入りすぎるから。 来年もこうでありたいという願いが、入りすぎるから。 「「 それじゃあ また 」」 来年もこうであることを願って。 END 06/6/4 誕生日おめでとうでしたァアアア!乾!蓮二さん! 一括祝いごめんよ、許して。(殴) 6月はもう居ないぜラッキー☆ 次は7月、えーと、まずは…さ、桜井くんですか…!?ちょ、森と同じレベルだよ(書きにくさが) 気合だぁー!(テニミュの桜井キャラで行ってみよう)(間違いなく石田が出そう…) |