「さぁーなぁーだ!」


「む?どうした、


「今日部活終了後、すぐには家に帰らずに部室残ってね」


「いや、しかし…今日は早く帰れと母に」


「ちなみに幸村命令だから」


「………分かった」

















HAPPY BIRTHDAY  -5月21日 真田 弦一郎-

















「じゃあレギュラー以外の部員は解散!」

「「「お疲れっした!」」」




幸村の号令に、平部員が部室に入って着替えてばらばらと帰っていく


幸村の周りに、レギュラー陣が集まった




「幸村。今日はどうしたんだ」


「どうしたんだ?真田」


「いや、残れと言われたのは何故かと」


「……わかんないの?」


「ああ」


「…お楽しみ。平部員が全員帰ったら分かるから」


「…?ああ」




頷きつつも、真田は用が済めばサッサと帰るつもりだった


幸村ほどではないが、母もそれなりに恐いのだ




「幸村ーっ!全員帰ったっぽいぜぃー!」


「ありがとう ブン太

 さぁ行くよ」




幸村に連れられ、ぞろぞろとレギュラー陣は部室へと向かう


真田が各々の顔を伺うと、どうやら自分以外は事情を理解しているらしかった




「(…?)」


「真田はちょっと待っててくれる?」


「?ああ」





自分だけ部室の外で待つように言われた


真田は素直に従い、部室に入っていくレギュラーの姿を訝しげに見つめていた









-五分後-









「真田ー?入ってきていいよー!」





さっきは姿が見えなかったので多分ずっと部室に居たであろうの声が聞こえ、


真田は部室のドアノブに手を掛けた











――ガチャ...




パパパパンッ






「「「 誕生日おめでとう!真田! 」」」






「……!」






無数のクラッカーと、自分を祝う言葉



そしてやっと、真田は今日が何の日か理解した






「お前ら…」


「ハイハイ座って座って!ちゃん特製ケーキ、ブン太に食われちゃう前に食べて!」

「狽ミでぇ!俺だってTPOくらい分かってるっての!」






真田は涙ぐみながら、いまだ使い慣れない携帯を開いた


『すみません 今日は遅くなる』


とだけ、母にメールを送信して。







「…ありがとう…皆」



















ケーキが納豆バナナ味だったとか




プレゼントがビックリ箱だとかワラ人形だとか










そんなことよりも、


















「嬉しい」




















…そう言った俺を皆が「キモイ」と罵ったこととかも、今ではいい思い出なのだ


















( 夜、家に帰ったときの母の怒りようは思い出したくない思い出だがな… )




























END





06/5/21

意味不明だ  適当感バリバリじゃねーの!(亜○津)  (背景思いつかなくて真っ白)(笑)

真田なんて書きたくないよー!(オイ)

嫌いなワケじゃないヨ…うん

はぁ…気力が足りなくてギャグにできませんでした

次は…みじゅき!!!!!(萌)(ぇ) (でも修学旅行とかぶって当日にUPできない…!ごめんよみじゅき!)