隣で穏やかに寝息を立てる少女を見つめた。 可愛いかわいい、愛しい彼女。俺の、恋人。
今まで人を好きになったことなんてなかった俺が、バカみたいに好きになった女。
あまりに愛しくて愛しくて、素直になんてなれずに。だから、

今、隣にいられることが あまりに、幸せ。

サラ…と通りのいい髪に触れてから、その白い頬を手で包み込む

「…好いとうよ、

君が愛しい。
きっとそう言う人は、俺以外にもたくさんいて、それは家族だったり、友達だったり、 もしかしたらいるかもしれない恋敵だったり。
たくさん、たくさんいる中で、俺は自信満々に、胸を張って言える。

「他の誰よりも、お前さんを好いとう。
     ――――…他の誰よりも、お前さんを幸せにしちゃるから」

何か、幸せな夢を見ているのか。
      君が不意に、優しく微笑んだから

溢れんばかりの幸せを噛み締めて、俺も小さく 微笑んだ

管理人基準でゲロ甘。