「た・い・ちょー!仕事してください…!」
「えー」
「えーやありません!!隊長が仕事してくれないと私がするハメになるんですよっ…!」
「え、そうなん」
「今 知 っ た ん で  す か ・・・!?……もう知りませんっ!」
「ちょぉ待―――」

ぱし。
咄嗟に掴んだ腕。それはあまりに、

「……自分、ちゃんと飯食うとるん?」
「は!?食べてますよっ」

………あァ、そやね……ボクのせい、やね?

「…ごめんなァ」
「は?」
「これからはちゃんと仕事するわ」
「え、ホントですか…!?」
「そ。せやからちゃんと仕事したらご褒美ほしいわァ」
「 は ? 」
ちゃんからのあつーいキッ 「逝ってこい…!!」 ス………」


掴んだ腕の細さに、驚くしかなかった