愛するキミに愛されることなど、 赦されることなのだろうか 「アイズ」 とても優しく微笑って、優しい声で俺の名を呼んでくれる彼女に 「大好きだよ。アイズは?」 愛されることなど… 「好きだ」 嗚呼 神よ 残酷な神よ 貴方はブレード・チルドレンという呪いをかけただけでは飽き足らず 俺の最愛の人までもを奪っていくというのか 「アイ…ズ…」 俺が 純粋で優しい彼女を愛して 「好き、だよ…ずっと…」 彼女が、俺を愛してくれることなんて… 「だから…生きて、ね…呪いを…打ち破って―――…」 が事切れても碌に泣けもしない俺に、人を愛し愛されることなど―――――… 碌に泣けもしないくせに、 |