と再会して早一ヶ月。俺たちはキャバッローネ所有の日本の別荘で日々を過ごしていた

「でも、何か悪い気がするのよね。ファミリーの一員でもないくせに私がここで生活してるの」
「いいじゃねーか、別に。ボスの恋人なんだしよ」
「ファミリーになろうかな」
「は?冗談だろ?危ねぇーぞ」
「…ディーノが守ってくれるでしょ?」
「…じゃあさ、俺と結婚しようぜ」
「は?冗談でしょ?」
「冗談じゃねーよ。結婚したら、ファミリーなのかどうかは分かんねーけど、キャバッローネの一員ってことになるだろ」
「…っはは、何言ってんの…」
「!俺は真剣にだなぁ」
「いいよ。結婚しようか」
「…え」
「何驚いてんのよ」
「いや、嬉しくて…」
「…愛してるわよ、ディーノ」
「俺も愛してる。

( リンゴーン リンゴーン )
((これでこのシリーズは終わり、ってことで。終わりショボいな! 笑 ))