あなたは私は馬鹿だと言う。でも私はあまりそうとは思わない。ただあなたがそういうなら少々馬鹿なのだとは思うけれど 「これ校長に渡してきて」 「はーい」 「紅茶淹れて」 「はーい」 「ちょっと肩揉んでよ」 「イエッサー」 「キミ馬鹿でしょ」 「雲雀さんが言うなら!」 雲雀さん至上主義な私にとって、こんなお願いはお安い御用。すべて笑顔でこなしてしまう。 そんな私を雲雀さんは呆れた目でみる。( いやんそんな顔もス・テ・キ…! ) 「…キミ、時々変態くさいよね」 「狽ヘうあっ!?」 「ストーカーみたい」 そんなことを言われてもはめげません! 私にとって雲雀さんは世界。世界とは雲雀さん。この世で1番好きなものは雲雀さんだし、大切なのも雲雀さんだ それが変態くさいというのなら私は受け止めましょう!きっとそれもあなたの愛の証なのでしょう? 「…いいよもう。それより、そこにあるゴミ焼却炉へ捨ててきてよ」 「はい 雲雀さん!」 私にとっての絶対的存在、( 愛しの )風紀委員長 雲雀 恭弥。 |